七ヶ浜・グローカルPROJECT

~世界を見据えて,地域に根差す~

 七ヶ浜町教育委員会が,平成28年度から取り組んでいる「七ヶ浜・グローカルPROJECT」。

 令和6年度で9年目を迎えます。

 「グローカル」とは,「グローバル」と「ローカル」を合わせた造語です。「世界を見据えて,地域に根差す」をコンセプトに,下記の5つの重点事業により「生きる力」を児童生徒に培い,将来,よりよい社会人としての生き方を身に付けることのできる人材育成を図ります。

 

1 学び方の習得

 

  ・小学校は「午前5時間制(1~5時間目を40分,6時間目を60分・モジュール活用可)」とし,「時間」の効果的運用を図る。

 ・小学校では特に「国語科」「算数科」の「基礎・基本的な内容の定着」を図る。

 ・ねらいをつかませ,考える時間を保障し,振り返りを確実に行う授業を繰り返し,児童に学び方を習得させる。

 ・考える力を身に付けさせるため,「見方・考え方」についての言語活動を取り入れた授業作りをする。

 ・情報端末機器の基本操作を習熟させる。

 

2 不登校・いじめ問題等へのチーム対応

 ・七ヶ浜町不登校対応マニュアル(未然防止,初期支援,長期化対応)を指針とする。

  ・不登校の様態によっては,校長と学校教育支援センター所長が協議・連携し,チーム対応を行う。

  ・児童の再登校を第一に考える。欠席が長期に及ぶ可能性があると判断した場合には,保護者を交えた対応に注力する。

  ・いじめや複雑な人間関係トラブルの対応(特にSNS使用)においては,初期対応に重点を置く。

  ・学校とセンター,町子ども未来課等を含めたチーム形成の上,対応にあたる。

 

3 英語を通したコミュニケーション力の育成

  ・義務教育の9年間を通して,児童生徒に英語をツールとしたコミュニケーション力を培う。

  ・「明るく,楽しく,面白く」の切り口で「英語をシャワーのように浴びせ,かつ豊富な発話量を確保」し,日常的話題のやり取りや社会の出来事について英語を使って簡単なコミュニケーションができるようにする。

  ・「書くこと」,「読むこと」の育成を図る。

 

R5 小学校調査結果まとめ

 亦楽小 R5 英語コミュニケーション.pdf

 

4 地域連携

  ・地域学校協働本部をベースに,学校に地域や関係機関の方等の人材を招き,学習活動を展開する。

  ・「地域ぐるみの子育て」の効力を再認識し,地域の文化力や人間関係を培い,学校と地域の交流を活性化する。

  ・学校が主体となり,地区民参加種目については各地区長等が中心となり,学校と当該学区民と町役場が協力・連携した取組を行う。

  ・地区民種目の部は,区長,分館長,保護者主導のもと,地区対抗リレー,大玉送り,借り物競争等,多数の参加が期待できるものとする。